東京民医連

輝け看護!

みんいれんTOKYO(機関紙)の「輝け看護!」コーナーから

喜ばれ愛される看護をめざして

 診療所は武蔵村山市にあります。武蔵村山市には駅がなく、最寄り駅からも徒歩20分かかる少し不便な場所にあります。そんな場所でも、患者様・地域の方に喜ばれ、愛される診療所づくりを目指しています。
 今回は2018年度の看護部門と地域の活動部門を中心に紹介します。
 看護部門の活動として外来では、待合室にある掲示板に、毎月「慢患の療養指導の一環」「季節に合わせた」健康に関する情報を掲示するようにしました。その他に、認知症予防に脳トレの“謎”も掲示。謎を考えていると、長い待ち時間が短く感じられるようです。ヒントは? 答えは? とスタッフに聞きに来る人もいて楽しんでいるようです。
 在宅では、毎月渡している「往診だより」をリニューアル。明るく季節感を感じられるようなイラストを入れ、ここでも簡単な“謎”解きを加えて作っています。家族やケアマネさんも「往診だより」を楽しみにしている人が多く、作りがいがあります。
 バースデーカードのプレゼントを始めました。事前に主治医にもメッセージを書いてもらっています。そのメッセージを見ると医師が患者に寄り添っている、やはり民医連の医師だということを改めて実感します。往診時にチェキで写真を撮り、その場でカードを渡しています。飾ってくださっている方も多く喜ばれています。
 地域の活動として、武蔵村山市の「でえだら祭り」で大食い大会にも出場しました。見事、武蔵村山市の観光大使を務める元シブがき隊のやっくんの薬丸賞を獲得しました!市報にも掲載!
 友の会と一緒に夏休みには無料子供塾を初めて開催しました。5日間で、子ども98名の参加。勉強のほかに手作りカレーや差し入れのお菓子、ゲームもしました。子どもたちにはとても喜ばれ、教えたスタッフからも教える喜びがあったと言われました。参加した子どもの中には、ひらがなが読めない子どももいました。
 当クリニックは、少ない職員で全員でアイデアを出し合っています。
 明るく楽しくHAPPY♥に今後もがんばります!
(大南ファミリークリニック・2019年6月号掲載)