「顔が見える」関係を大切に
外来の慢性疾患管理活動として糖尿病サポートチームに所属しています。患者と「顔が見える関係」、いつでも声をかけてもらえる関係、こちらから具体的に話しかけられる関係を大切にしています。
外来では予約患者の事前カルテチェック、日常においては診療付き看護師が状態把握し、糖尿病サポートチーム会議ではヘモグロビンA1c8以上の方の洗い出しと縦横に網かけをしています。未受診の方への電話かけは生活状況からMSWにも協力してもらっています。
慢性疾患は中断をしないことが大切なので患者の状況を傾聴することに心がけています。
また、楽しい活動として糖尿病サポートチームは患者会と協力し体験型・参加型の糖尿病教室や近隣ウォーキングを行うようになりました。病院近くには石神井公園があり、三宝寺池周辺は沼沢植物群落、石神井城跡などがあります。
昨年より初詣ウォーキングを始めました。一回目とあり地元の会長に案内役を依頼するとハッスル!ハッスル!20人が参加し三宝寺と氷川神社の2カ所を参拝し、たくさんお願いをしました。歩きながら、石神井城跡の史跡の説明もしてもらいみなさん驚きでした。近くにいても知らないことや出不精になっていたとか、新たな発見に心ウキウキでした。
今年の初詣もお天気に恵まれ、10人の参加で気持ち新たにと参拝してきました。
いつも通り病院に戻ってからのティータイム。患者同士の生活上工夫していることや「こんなこと始めました」とか、お話しが尽きず時間オーバー気味でした。低カロリー食の紹介としてケーキもおしゃべりに花を添えました。
これからも患者同士の関わりをサポートしていけるよう研鑽し、スタッフみんな慢性疾患管理活動をよりよいものにしていきたいと思います。
(大泉生協病院・2016年5月号掲載)