東京民医連

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みんいれんTOKYO(機関紙)1面の記事の抜粋です

視角

 ▼戦前の無産者診療所を原流として活動を開始、1953年5月8日に結成された東京民医連は昨年、70周年をむかえた。本年3月23日に記念式典、4月27日に記念レセプションが予定されている▼71年目をむかえる2024年は、医師の働き方改革、診療報酬、介護報酬、障害福祉サービス報酬のトリプル改定、医療DX推進に伴う保険医療機関・薬局にオンライン資格確認の原則義務化などが予定されており、医療、介護を取り巻く環境は大きく変化する▼世界に目を向けると、1月に台湾総統選挙、2月にインドネシア大統領選挙、3月はロシア大統領選挙、11月はアメリカの大統領選挙、さらにインド・韓国で総選挙があり「選挙イヤー」となる。結果いかんでは、国際情勢を大きく左右するかもしれない▼東京民医連は、3月に開かれる定期総会で第六次長期計画を策定、その第一歩を踏み出す▼7月7日には東京都知事選挙の投開票も行われる。私たちを取り巻く情勢は厳しさを増すばかり。だからこそ笑顔を忘れず、最後まで諦めず、地域にもう一歩踏み出そう。これまで以上に、地域との連携を進めよう。個人の尊厳と人権が尊重される社会を。私たち一人ひとりが住み慣れた地域で、最期まで笑顔で暮らせる医療、介護・福祉、まちづくりを進める一年にしよう。(理)