東京民医連

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みんいれんTOKYO(機関紙)1面の記事の抜粋です

共同組織拡大強化月間スタート
“全職員の参加で取り組もう”“早期達成へギアチェンジを”

 2022年東京民医連共同組織拡大強化月間が9月15日にスタートしました。
 今年の「月間」は、(1)民医連綱領の立場から「共同の営み」としての「医療・介護・福祉」を学び、「まちづくり」を考え、全職員参加で取り組もう。(2)5年ぶりに5000人拡大の峰を突破し、増勢に転じましょう。以上の2点を中心テーマに取り組みます。
 東京民医連は「月間」成功に向け、9月29日に共同組織拡大強化月間スタート集会を開催しました。47カ所からアクセスがあり、約100人の職員・共同組織の方が参加しました。
 集会の基調講演として、全日本民医連共同組織委員長の釘宮隆道事務局長に「共同組織拡大強化月間を全職員参加で目標達成させるために」と題して講演していただきました。
 職員が共同組織活動に参加する意義について、共同組織活動が「民医連と地域のつながりを広げ、まちを健康にするプラットフォームとなること」「その活動に参加して、民医連職員がケアするまちのコミュニティデザイナーになること」が強調されました。そして、共同組織活動にはその法人・事業所の原点があり、若い職員が参加すると自分の所属する法人・事業所のルーツを知ることができる。そのような職員育成の役割もあると話されました。
 最後に、全国の取り組みの紹介では、北海道民医連オホーツク勤医協と友の会の原油高騰で暖房機器の使用や生活を切り詰める困窮者支援に取り組んだ「福祉灯油」、民医連以外の病院・診療所、介護事業所、NPO団体と連携して地域まるごと健康づくりに取り組む岡山医療生協の「なかまちーず」が紹介されました。
 続いて、松崎正人東京民医連共同組織委員長が東京民医連の「月間」方針を提起。減少傾向にある共同組織の加入者数をV字回復すべく、「みんなで5000」を合言葉に、楽しく仲間ふやしに取り組もう。「友の会に入りませんか、生協に加入しませんか」といつもの人が声をかけるのではなく、声をかける職員を2倍にして取り組もうと提起しました。
 指定報告では、各法人・共同組織の「月間」方針を報告して交流しました。

 

拡大強化月間は12月24日まで
 共同組織拡大強化月間は12月24日まで取り組みます。スタートして1か月を経過しました。ここ2年間取り組めていなかった地域訪問や健康チェック、自治体主催のイベントへの出店などが各地で積極的に取組まれています。しかし、10月15日現在、仲間増やしは433人の到達で目標比8・7%です。新型コロナウイルス第8波も予想されます。早期目標達成にギアチェンジしましょう。