７月におこなわれた都議選で東京民医連は「オリンピック中止」「都立・公社病院を守れ」「保健所機能の拡充」など「一人ひとりのいのちと健康を守る都政へ」の提言を出して訴えました。元東京健生病院職員の福手裕子氏、元大田病院職員の藤田綾子氏、元八王子共立診療所職員の青柳有希子氏、私たちの声を直接都政に反映してくれる３人の仲間が当選しました。民医連の仲間の多大な応援とともに、切実な願いが都民に届いた証だと思います▼菅内閣はコロナ禍で国民が苦しんでいる中、感染対策の科学的原則を無視、国民生活を守る補償を行わず「自助・自衛」を押し付け、さらに後期高齢者医療費窓口負担増をはじめ社会保障抑制・削減を押しすすめる一方で、大企業・富裕層には大規模な金融緩和など手厚い政策で空前の利益を保障しています▼民医連の「人権カフェ」学習運動では、身近な人権について学びを深め、社会へ働きかけるきっかけになっています。秋の総選挙に向けて「東京民医連の政策提言～何よりもいのちが最優先される社会へ」が出されました▼これまで民医連の医師として常に困難を抱える人に寄り添ってきた谷川智行医師をなんとしても国会に送り、私たちの要求を直接国会に届けなければなりません。（杉）