「あずみの里裁判」に勝利し介護の未来を守ろう
地裁での45万筆を越える署名を
―たたかいの場は東京高裁に―
「あずみの里裁判」に勝利し介護の未来を守ろう
地裁での45万筆を越える署名を
―たたかいの場は東京高裁に―
3月25日、長野地方裁判所松本支部は特養あずみの里業務上過失致死事件裁判で20万円の罰金刑という不当判決を言い渡しました。弁護団は、不当判決を受けて、即日控訴しました。
判決は、利用者さんの死因を窒息であると認定したこと、被告に注視義務も注視義務違反もないが、おやつにドーナツを配ったことが過失であるという、弁護側の主張や証拠を正しく認定しない不当なものです。判決後、介護現場の萎縮が現実のものとなり、おやつ提供を取りやめた施設も出ています。
一方、不当判決後、「個人に刑事罰、現場が萎縮」、「介護の担い手いなくなる」などの新聞報道で注目が広がり、判決に対する批判の声が広がっています。無罪判決を求める45万筆に及ぶ署名は、裁判所へプレッシャーを与える大きな役割を果たしています。
東京民医連として、緊急に次の行動に取り組みます。(1)裁判の内容を説明できるよう学習を進める、(2)地域の病院や介護施設、職能団体等への支援申し入れを緊急に進める、(3)東京高等裁判所宛の署名を広げ8月末までに3万筆を集める、(4)傍聴や裁判所包囲行動などに参加する、(5)職場・個人で「無罪を勝ち取る会」へ加入し支援カンパを届ける、の5つです。
たたかいの場は長野から東京高裁に移ります。介護の未来を守るため、絶対に勝利判決を勝ち取りましょう。