学習と交流を深め励ましあい日びの苦労や頑張りを共有
18年ぶり「東京民医連中堅医師交流集会」開催
“とても良かった”と感想
学習と交流を深め励ましあい日びの苦労や頑張りを共有
18年ぶり「東京民医連中堅医師交流集会」開催
“とても良かった”と感想
2月22日・23日に上野にて、東京民医連中堅医師交流集会が開催されました。
中堅医師の集まる企画としては、実に18年ぶりとなる今回、実行委員長の東葛病院・岡部敏彦医師から「各事業所の屋台骨を支えている中堅世代の医師どうし、日々の苦労や頑張りを共有し、互いにねぎらい励まし合う場にしよう」との呼びかけ文を発信。平日午後からの開催にも関わらず医師・事務合わせて延べ23人が参加し、学習と交流を深めました。
1日目はまず始めに、山田秀樹医師委員長から「民医連の2つの柱」の実践と「未来に向かって民医連の医師と医師集団は何を大切にするのか」文書について講演いただきました。さらに指定発言として、山﨑広樹東京健生病院院長から若き病院長として、民医連のバトンを受け継いできた経験が語られました。
参加者はこれらの講演や発言をふまえ、ディスカッションにて自分たちの日常の医療や様ざまなとりくみを見つめなおしました。
温泉につかった後の夕食も、和やかな雰囲気の中で交流を深めることができました。また交流会ではサプライズ企画として、職場の上司や同僚・他職種の方からの「感謝状」が参加者全員に贈られました。
2日目は、武田裕子順天堂大学医学部教授をお招きし、「SDHの教育実践について」講演いただきました。医学生や研修医の育成に携わる世代として、社会的処方やヘルスアドボケイトの教育実践について学び、また民医連医師として日常的に行っている医療とSDHの視点をつなげられる、貴重な学びの機会となりました。
今回は10年目から20年目の医師が多く、中堅医師交流集会自体初めてという参加者ばかりでしたが、「議論が盛り上がって急きょ交流会まで残ることにした」「参加してみてとても良かった。次は他の医師も誘いたい」といった感想が出されました。
今後はあまり間をあけず、1期に1回程度は開催できるよう、引き続き医師部で議論していきたいと思います。