「知ッテイマスカ？日本の税金が在日米軍家族のための住宅、学校、ゴルフ場。電気、水道、ガスは使い放題、有料道路すべてタダ。米兵の凶悪犯罪の賠償金にも使われている事を」ご存知映画「ザ・思いやり」です。高校生の娘が一言「税金余ってるんだったら音楽室に冷房付けてほしいわ。吹部の練習めっちゃ暑いんだから」こんなささやかな要求すらかなえず▼２０１８年度思いやり予算（１９６８億円）を含む「在日米軍関係経費」は８０２２億円。当初防衛省が３５００億と言っていた辺野古埋立て費用は２・５兆円と十倍近くに膨らむのではという試算もされています。ぜ～んぶ日本負担です。有名人の呼びかけもあり「Ｗｅ　ｔｈｅ　Ｐｅｏｐｌｅホワイトハウスへの基地建設中止署名」には２０万余の署名が集まり、ホワイトハウス前で「基地建設やめろ」と集会も行なわれました▼２４日は、県民投票を通じて日本国民全体が沖縄の基地の現状や日米安全保障体制の在り方を、真摯に考える機会とするべきです。沖縄県民の努力により、「県民投票」の権利を勝ちとりました▼住民の直接民主的な政治参加の機会を奪うことは反民主的であり許せません。今年は統一地方選挙、参議院選挙と選挙が続きます▼一人一人のささやかな声に光があたる政治を実現できるよう努力しましょう(す)