「憲法改正、改めて意欲」「改憲に挑戦」「改憲加速」―安倍首相の３選を受け、翌日の新聞各紙にはこんな見出しがおどった▼安倍首相は、今月末にも召集される臨時国会への改憲案の提出を目論んでいる。狙いは、民意を無視し「共謀罪」「戦争法」などを強行したアベ政治の総仕上げとして、戦争のできる国づくりのための９条改憲だ。しかし、国民の願いは憲法改悪ではなく社会保障の拡充にある。「安倍９条改憲ＮＯ！憲法を生かす全国統一署名」（３０００万署名）の推進が急務の情勢となっている▼一方、現実には国民のいのちと平和が脅かされている。１０月１日、横田基地に米空軍の特殊作戦機ＣＶ２２オスプレイが配備された。すでに配備前からオスプレイは日本の空を飛び回っている。オスプレイは先制攻撃や特殊作戦のための軍用機で、沖縄県名護市沿岸やハワイなどでも墜落した欠陥機。この欠陥機が首都圏の上空を飛び回り、東京が侵略戦争の出撃地になるのだ▼基地をなくし平和を守る沖縄のたたかいに連帯して、東京からも横田基地へのオスプレイ配備を許さない行動を強め、小池都知事に都民のいのちを守るという自治体の長としての使命を果たさせよう。その第一歩として「横田基地に、日本にもオスプレイはいらない１０・２７東京大集会」の成功を！（お）