東京民医連

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みんいれんTOKYO(機関紙)1面の記事の抜粋です

東京民医連総会方針青年職員学習会開く
小グループで活発に議論
根岸会長が講演
16法人から多職種の169人参加

 6月23日、五反田にあるスタンダード会議室で、東京民医連総会方針青年職員学習会が行われ、16法人から、多職種の青年職員169人が参加しました。
 オープニングで、全日本民医連第43回定期総会で流された、広島民医連作成の映像を視聴した後、第一部は、東京民医連根岸京田会長が「民医連って何だ?~わたしたちはどこから来て、どこに向かおうとしているのか?~」をテーマに講演。まず民主主義とは何かをその成立過程から、「ベースは『信頼』と『共感』、目的は『自由で平等な社会を目指す』こと」と指摘。視点を現代に移して、現政権の性質や社会構造を多角的に分析し、抱えている問題を解説した後、健康権保障などの世界の潮流と総会方針のエッセンスを述べ、民医連の進むべき道筋を示しました。講演後のトリオセッションでは、活発な議論に会場は熱気を帯びました。
 参加者からは、「他人を理解し共感し合うことが民主主義のあり方であり、医療に携わる者にとって民医連の一員として忘れてはいけないことだと思った」「社会の仕組みが貧困をつくっており、個人の問題にとどめない視点がとても大切」「貧困をなくすために社会を変えること、社会運動に参加することが病気をなくすことにつながると思った」「『無差別平等』と『共同のいとなみ』をなくすとどこにでもある医療になってしまう。改めて心にとどめて日々の業務にあたろうと思う」などの感想が出されました。
 第二部は、交流企画の「放課後のみんいれん」。各法人の取り組み映像を視聴し、恒例の「みんいれんウルトラクイズ」で、楽しみながら総会方針を学びました。クイズは3ラウンド行い、それぞれの勝者でグランドチャンピオン大会を実施。東京保健生協の垣元彩香さんが見事に優勝しました。