生まれ育った地域に恩がえしを

大田病院　医師　新宅　知博

　将来どんな職業に就きたいですか？「医師になることです。」と私は答え続けてきました。小学生低学年の時に肺炎で入院したり、医師にかかることが多く、医師という職業がとても身近なものでした。しかし、そこには何の具体性もありませんでした。
　医学部に入学し６年間学ぶ中で、たくさんの素晴らしい先生を見てきました。どの先生にも共通するのが、患者さんを第一に考え、医学的根拠に基づいて最善の医療を提供しているところです。
　なので、私もそんな医師になるように大田病院で日々努力して、少しでも私を育ててくれた地域の人たちに恩返しできたらと考えています。

 

患者さまに寄り添った看護を

みさと健和病院　看護師　本間ひろみ

　私は、実習での患者様との関わりや援助をとおして、その人らしく暮らしていく為に必要な援助は何かゆっくりと考える事が貴重な時間だったと感じています。
　これからは、健和会の看護部の理念に沿った看護を臨床の現場で学んでいきます。安全・安楽な看護技術の向上を目指すとともに、患者様ひとりひとりに寄り添った看護ができるように日々学び続けていきたいと考えます。

 

利用者さんが笑顔になるように

葛飾やすらぎの郷　介護福祉士 伊藤　慎二

　これまで全く違う業界で働いてきましたが、「人に役立つ仕事がしたい！」と介護の世界に飛び込みました。しかし、思うよりはるかに介護は難しく、介護とは、食事・入浴・排泄の介助だけをすればいいのではなく、“人間らしさに寄り添う”ことだと学びました。
　これからは実習生ではなく、職員になります。利用者さんが、少しでも笑顔になってもらえるよう、皆さんからたくさん吸収し努力していきたいと思います。

 

地域医療の役に立てるように

東京保健生協　事務　大澤　瑠里

　幼い頃から民医連の病院にかかっており、地域医療の取り組みを身近で見てきました。「風邪を引いたから病院へ行く」安心して生きるために全ての人が持っている権利は、お金に邪魔されて良いものではありません。
　民医連綱領にある無差別平等の理念を理想に、地域医療の役に立てるよう先輩方の背中を見て勉強していきます。また、社会で起きる出来事に無関心でいるのではなく、常に自分に出来る事は何かを考えられる人間になりたいと思います。

 

患者さんに信頼される薬剤師めざす

外苑企画商事　薬剤師　清 田　　茜

　私は薬学部で６年間学んできました。父が診療所、母が東葛病院や代々木病院で働いており、民医連は身近な存在でした。大学５年の時、流山のわかば薬局でアルバイトをさせていただき、ここなら薬剤師としての研修や勉強が心おきなくできそうだ、と強く思いました。
　薬剤師の役割は、地域包括ケアが進む中、ますます重要になっていきます。患者さんから頼りにされる薬剤師をめざして、勉強を続けたいと思います。