東京民医連

東京民医連のご紹介

みんいれんTOKYO(機関紙)1面の記事の抜粋です

歴史の分岐点に立つ今年
第30回日本高齢者大会の成功を

 ずっとまじめに働いてきたのに、高齢になって孤立と貧困に苦しむ仲間がたくさんいる。
 介護の重い負担に追い詰められて、愛する人を殺め自らも死を選ぶ、そんな事件が後を絶たない。こんな世の中を何とかしたい。そのために手をつなごう。これが高齢者大会の原点です。
 今年の日本高齢者大会は、8月28日13時から大正大学で講座・分科会、8月29日10時から東京国際フォーラムで全体会が行われます。東京実行委員会委員長は石川徹東京民医連前会長です。全体会ではニュースの職人の鳥越俊太郎さんがお話しをします。また、高校生の若さあふれる和太鼓演奏、若者からのメツセージも届きます。
 歴史の分岐点に立つ今年、東京で開かれる高齢者大会は、戦争法廃止のスローガンを高くかかげると共に、高齢期の直面する問題に正面から取り組む充実・多彩な内容で準備されました。
 8月28日の55の講座や分科会の講師陣は、首都東京の地の利を最大限にいかしてその分野で現在活躍中の講師にお願いしました。高齢者の社会的孤立の問題は、NHKで「老後破産」などのテーマでスペシャル番組を企画し、鋭く告発を続けるNHKプロデューサーの板垣淑子さん。『下流老人』の著者で日本社会の総下流化の危機を訴えるNPO法人ほっとプラス代表理事の藤田孝典さん。遺品整理の現場から孤独死問題を指摘する(有)キーパーズ代表取締役の吉田太一さん。そして高齢者の貧困・孤立問題の第一人者、明治学院大学教授の河合克義さん、など多彩な講師陣がお待ちしています。
 高齢者大会の詳しい内容は、大会のサイトをごらんください。大会内容を紹介したDVDも完成しました。見ていただければ、きっと参加してみたくなるステキな内容です。
 高齢者大会全体の参加目標は2日間で延べ1万人。会員の仲間もきっとたくさん参加します。あなたもぜひ足をお運び下さい。
 いよいよ各地域実行委員会の窓口に参加証がおりて、参加受付が始まっています。
 どこに申し込めばいいか分からないときには、042(528)4665三多摩実行委員会か、03(5956)8781東京実行委員会に問い合せてください。
(東京実行委員会事務局長・武市和彦)

大会日程
8/28(日)13時~講座・分科会 大正大学で
8/29(月)10時~全体会 東京国際フォーラムで