東京民医連

東京民医連のご紹介

みんいれんTOKYO(機関紙)1面の記事の抜粋です

自ら学び 行動しよう
小豆沢病院
全日本民医連 総会方針を学習

 3月17日、小豆沢病院の全体職責者会議の場で、全日本民医連第41回定期総会方針の学習会が行われ、各職場長など16人が参加。講師の東京民医連杉浦秀明理事からスライドを使いながら方針の説明をうけました。
 情勢学習では、現在は「激変・激突の情勢、時代」という言葉が紹介され、民医連が対峙すべき問題として、沖縄の米軍基地問題、福島での原発事故、被災地の復旧復興問題、社会保障制度改悪の問題、若年層の貧困の問題などが取り上げられました。
 日本は他国に比べて、マスコミ報道を信じる国民の割合が高い傾向があるということも指摘されました。政府やマスコミの言うことを鵜呑みにせず、自ら学び行動を起こし、自分の「ものさし」を持つことが大事であるということが確認されました。
 民医連の医師をはじめとした職員養成の問題については、「研修医が入ってこない中で、中途入職の医師にどのように『民医連』を伝えていけばよいのか」「人員体制が厳しい中で、各職員のモチベーションを上げ、同じ方向に向かっていくのは難しい」という声がありました。
 その中で、「日々自分の仕事だけをしていても変わることは難しいのではないか」、「情勢を学習し、少しでも外に出て視野を広げることが必要ではないか」という意見が出され、杉浦理事からは民医連も参加している「ふとんで年越しプロジェクト」の取り組みなどが紹介されました。
 「患者さんの力になりたい」という思いは職員皆共通であり、その思いを実現するために、学習や行動を通じて人間的に発達できる組織となることを目標としていくことが確認されました。
 今回の学習会で学んだことを、積極的に職場管理者から各職場に広めていこうということ確認しました。
(小豆沢病院・廣瀬桃子)