東京民医連

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みんいれんTOKYO(機関紙)1面の記事の抜粋です

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 「今でしょ」「じぇじぇじぇ」「お・も・て・な・し」「倍返し」。昨年末の「新語・流行語大賞」は異例の四語が選ばれた。ベストテンには外国人排斥、差別を叫ぶ「ヘイトスピーチ」や、長時間労働や賃金不払いの「ブラック企業」など時代を反映した言葉が並んだ▼昨年末に夢を見た―ここは国会の秘密部屋。石パ「安ペちゃん秘密法強行だったね。野党から秘密かどうか誰がチェックするのかと言われて『じぇじぇじぇ』だったね」▼安ペ「石ちゃん声でかい。なんせ行政機関の長が特定秘密だと言えば、懲役刑という『倍返し』ができるメチャクチャな法律だ、国民がよく分からない間にサッサッとやらんとね」▼石パ「多くのマスコミや法律家、学者・文化人まで反対し、世論調査の八割が慎重審議と相当ヤバかったけどね。この法律はいくらでも拡大解釈が効いて御用にできるのがいいね」▼安ペ「ところで石ちゃん、デモもテロだなんて本当のこと言うのは法施行後にしてよ。秘密は裏に隠して『お・も・て・な・し(表無し) 』 でヨロシク」▼石パ「さぁ反対勢力の口と耳をふさいで、憲法改正『今でしょ』なんてね」―▼年が明け国民の大反対の前に「秘密法」 廃止、 2014年流行語大賞が『み・ん・しゅ・しゅ・ぎ(民主主義) 』 が初夢。(m)