東京民医連

東京民医連のご紹介

みんいれんTOKYO(機関紙)1面の記事の抜粋です

憲法大好き

青年職員の輪

ジブリの冊子読み 講演を聞いて

思い一つになった

 安倍首相は、特定秘密保護法案を強行採決により成立させるなど、憲法を変え、「戦争ができる国づくり」への準備を着々と進めています。   東京民医連青年事務育成委員会では、入職1~3年目の青年事務職員を対象に各入職年度ごとの研修を実施。昨年11月30日、「憲法」をテーマに青年事務職員交流集会を開催し、入職1~5年目までの青年事務職員84人が参加しました。

 

 学習講演には、同年代の池内さおりさん(日本共産党東京都委員会)に「憲法と私たち」と題して講演をいただきました。参加者には事前に、スタジオジブリの小冊子『熱風』7月号の特集憲法改正を読んでのレポート提出を課題とし、「思いもあってアピールする。私も同じ思いです」「自分の主張を作品に入れてヒットさせるのがすごい」「世論とかみあった運動を広げられる確信をもてた」などのレポートが出されました。
 池内さんは、「私は日本国憲法が大好きです」と話を始め、基本的人権や国家の暴走を憲法でしばることで私たちが守られていること、憲法は幾多の試練のもと勝ち取られてきたこと。池内さんが大学4年生の時に、米軍の劣化ウラン弾によって放射線被害、無脳症になって生まれたアフガニスタンの赤ちゃんの写真をみて初めて、平和のこと、憲法、政治について意識したと話されました。
 「日本もアメリカの戦争に加担している。一人で心に願っていても、世の中は何も変わらない」「今の世の中は良くも悪くも日本国民が選挙で選んだ主権者、国民が世の中を動かしている」―そして「一票は微力だが無力ではないと確信できた」。
 今、「社会の仕組みがどうなっているのか」、「自分はどう生きるのか」が問われています。憲法を大事にした民医連運動に誇りを持ち、「あのとき憲法を守ってくれてありがとう」と未来の人にいわれるように、うそとごまかしの攻撃をはねのけてみんなで一緒に守りぬいていこうと、力強く訴えられました。

 

今の日本 何か違和感 改憲の動きに 危機感
グループワークで討論

 

 グループワークでは、「現代日本に何か違和感を感じるところを、熱意たっぷり聞くことができた」「改めて憲法の素晴らしさを実感できたと同時に、改憲の動きに危機感を感じている」「憲法9条、特定秘密保護法について活発な討議になった。思いは一つになった」「身近な人への広め方(発信)についての議論になった。また同じメンバーで話したい」と感想を寄せてくれています。事前課題は冊子にし、スタジオジブリに進呈する予定です。