東京民医連

東京民医連のご紹介

みんいれんTOKYO(機関紙)1面の記事の抜粋です

食料、エネルギーの「地産地消」に向けて 東都協議会内に研究会発足

 東都保健医療福祉協議会内に循環型地域社会経済研究会(座長・宮崎康東都協議会議長)を発足させ、食料やエネルギーの「地産地消」の具体化に向けて取り組みを始めています。医療と介護の事業を行っている立場から、「いのち」と暮らしを守るためには、安全な食と環境を守ることが不可欠だからです。

官邸前行動へ

 原発廃止を求める声が高まる中で、毎週金曜日に行われる総理官邸前集会に若者を中心に大勢の人々が参加したり、全国各地域で脱原発・自然エネルギーへの転換を求める集会が開かれています。三郷市でも、お母さん方を中心に、放射能から子どもを守る運動が進められています。

飯田市を視察

 2月4日には、長野県飯田市の取り組み、特に「おひさま進歩エネルギー(株)」の活動について視察を行いました。窓口は飯田市地球温暖化対策地域協議会で、市役所内で同協議会事務局の市職員同席のもと、おひさま進歩エネルギー(株)の職員から飯田市における活動を中心に、自然エネルギー普及活動について説明を受けました。
 同社は、(1)エネルギーの地産地消、(2)コミュニティーを自分たちの手でつくる、(3)お金の流れを変えて、社会を変える、(4)望む未来を選び取る(エネルギーを自分たちの手に取り戻す)をめざしているとのことでした。

講演会も企画

 また、地球環境にやさしい自然エネルギーの活用に向けて、地域の様々な団体・個人と共同した取り組みを探求できないかと考え、4月13 日午後3時より、三郷市文化会館小ホールにて、講演会「地域から取り組もう自然エネルギーの活用を」を開催する予定です。
 講師は歌川学さん(産業技術総合研究所・主任研究員)。講演のほか、環境ネットワーク埼玉などからの報告を予定しています。
(みさと健和病院・東條哲二)