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みんいれんTOKYO(機関紙)1面の記事の抜粋です

Yang先生の臨床教育セミナー 知的な刺激だけでなく臨床の姿勢を学べた!

 7月25日~27日に関東地協の合同研修医レクチャーとして、「Yang先生の臨床教育セミナー」を開催しました。講師には、米国スタンフォード大学で臨床・研究・教育に携わっておられるPhillip Chung-Ming Yang先生をお招きしました。
 3病院を1日ずつ訪問し、教育回診のスタイルでおこなわれました。7月25日=大田病院、26日=みさと健和病院、27日=立川相互病院の3会場で計115人(うち初期研修医45人)が参加しました。
 各会場の様子と、感想の一部をご紹介します。

1日目・大田病院

 終始アットホームな雰囲気の中で行われ、参加者からの発言も積極的で議論も盛り上がりました。終了後ベッドサイドでの回診も行われました。
感想 「循環器病に対するEBMのあり方、実際の臨床についてコメントいただき、循環器の醍醐味が感じられました」「身体所見がとても細かくて勉強になりました」「ディスカッションも白熱して、非常に楽しく勉強になりました」

2日目・みさと健和病院

 学会発表に近いスタンダードスタイルで、プレゼンターが症例を英語で発表してくれました(スライドは日英の2種類)。広めの会場でしたが、指導医が議論をリードしてくれました。
感想 「とてもハイレベルな講義をしていただき、いろいろな意見も出て多角的な視野を学んだ」「講師とのディスカッション、積極的な発言を求めるレクチャー、とてもよかったと思います」「胸痛の鑑別診断から、対応、処置、エビデンスについて勉強になりました」

3日目・立川相互病院

 ディスカッションしやすいよう参加者をグループ分けして行われました。Yang先生と立川相互病院の大谷先生が互いに専門を補完しながら、協力して症例を深めていただきました。また教育回診後に、米国の医療・教育制度についてもレクチャーしていただきました。

感想 「自分では気づかない鑑別が出たり、どの様な考え方で診断を進めるかを話し合えたりして、楽しかったです」「症状や検査について勉強になりました。」

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 今回は、教育回診における他院の研修医との“他流試合”も参加者の刺激になったようです。またYang先生の教育に対する熱意や真摯なお人柄にも触れ、知的な刺激だけでなく臨床の姿勢を学ぶこともできました