東京民医連

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みんいれんTOKYO(機関紙)1面の記事の抜粋です

高齢者診察 目からウロコ 関東地協 研修医レクチャー

 6月9日(土)、民医連関東地協合同の研修医レクチャーが行われました。今年度第1回となる今回は、筑波大学附属病院・水戸地域教育 医療センターの徳田安春先生を講師にお招きし、「高齢者の身体診察」をテーマにご講演いただきました。
 この研修医レクチャーは、医師臨床研修の質の向上と、励まし合い、ともに研修する世代づくりをめざし、年5回開催されています。
 関東地協内の初期研修医は必修で、外部の著名な講師によるレクチャーと世代の交流を行っています。今回は対象を拡大し、群馬・静岡・沖縄民医連からも研修医・指導医の参加がありました。参加総数は81人で過去最高となりました。
 徳田先生は、様々な症例を提示しながら研修医一人ひとりに質問。「考えられる診断は何か? 三つくらいあげてみよう」「わからなくなったら『パス!』とカッコ良く言おう!」など、ユーモアを交えながら参加者と一緒に診断を進め、現場で生かせる診断の知識や身体診察のコツを伝授していただきました。
 参加者からも、「すぐにでも実践できる知識で、臨床に役立てたい」「身体診察でわかることがこんなにあると実感でき、勉強になった」「目からウロコでした」など、感想も大変好評でした。
 次回は7月下旬に、米・スタンフォード大学から講師を招いての臨床教育セミナー(教育回診)を予定しています。

青年医師の会が総会

 また同日、東京民医連青年医師の会総会が開催されました。1年間の活動報告、新年度の活動方針が確認され、新三役に会長・伊藤洪志医師(中野共立)、副会長・武田悟秋医師(東葛)、事務局長・高橋徹医師(大田)が選出されました。