東京民医連

東京民医連のご紹介

みんいれんTOKYO(機関紙)1面の記事の抜粋です

視角

 9月から東京民医連の看護管理者研修が始まった。4カ月間で7講座を設け、小森陽一氏、川嶋みどり氏、伊藤真氏など多彩な講師陣を配している。受講者は看護の職場管理者(師長や所長)総勢34人。多くは新任の師長達だ▼今回、研修委員会では2011年の研修ということを強く意識した。私たちの綱領はいのちの平等を掲げ、すべての人が等しく尊重される社会をめざすと謳っている▼その民医連の看護師として、3・11大震災後の日本の状況を踏まえ、これから何を基に医療・看護を展開していくのか。その立ち位置を確認することが今回の研修の意義と考えたからだ▼被災された方たち、特に原発事故という人災によって生み出された健康被害の実態と生活を壊された事実から目をそらさず、この現状が示す根源に迫ることも課題とした▼原発事故を真正面から捉えるこの課題で、思考停止に陥るほどの現状を突き付けられたことを認識し、研修をきっかけにその事実に立ち向かい、それぞれの答えを見出そうとする受講者の姿が見えてきた▼被災された方達に心を寄せ、苦しみを自分のこととして引き寄せながら、日々の看護につなげる広がりと深さは民医連看護の強みである。研修に携わる私たちにとっても受講者と共に自分達の立ち位置を確認する研修としたい。(I)