仲間ふやしで地域丸ごと健康に 共同組織拡大強化月間スタート
仲間ふやしで地域丸ごと健康に 共同組織拡大強化月間スタート
創意工夫 力合わせ “医療破壊”くい止めよう
2010年度の共同組織拡大強化月間は「中長期的には、50万人・世帯を展望しながら今期中に30万人・世帯(世帯比5・2%)をめざします」という第50回東京民医連定期総会の方針を受けて、仲間ふやし目標を「何としても1万人・世帯を突破しましょう」(2010共同組織月間方針)と始まりました。
拡大強化月間を推進しようと
開かれた活動交流集会
10月2日には、「共同組織活動交流集会」が、16法人132人の参加のもとで開催されました。
「新しい政治状況の下での民医連と共同組織の役割」と題して全日本民医連藤末衛会長から記念講演をいただき、伊藤博和共同組織まちづくり委員長から2010年度の月間方針の提起があったあと、活動交流を行いました。10の共同組織から報告があり活発に交流を行いました。
参加者からは「医療構造改革による破壊を食い止めるには、一人ひとりが仲間を増やし、力を合わせることが必要だと思いました」「報告した方々の生協や友の会は、地道な活動、工夫した活動に取り組んでいて参考になりました。さて、自分の友の会では何ができるか検討していきたい」などの感想が寄せられました。月間も中盤に入り、創意工夫をこらした取り組みや健康まつりなどを通じて拡大が進んでいます=10月26日現在1729(世帯・人)の到達。
東葛病院外来での加入の訴え
《東部東葛ブロック》 大きくジャンプ
東葛病院では、スタート集会が行われ、下院長が「会員が住民比20%を超えると地域が変わる。健康都市宣言をした流山市も巻き込んで、一緒に健康なまちづくりをめざし大きくジャンプしよう」と宣言しました。あびこ健康友の会は、東葛健康まつりにも参加しながら、同日行われた我孫子産業まつりに健康チェック・健康相談で参加して10人の新入会を迎え、当日参加していた我孫子市長も会に迎えました。
《西南ブロック》 事務長を先頭に
東京勤医会代々木病院は、朝、職員の出勤時に3カ所の玄関に大葉事務長を先頭に職員・共同組織の方たちが立ち(写真右)、職員4人が入会。午前は、外来待合で患者さんに訴え、夕方には出入りの業者に訴えて、月間初日15人が入会しました。
城南三法人では未加入の患者さんに事業所長名の訴えを送り始めました。
9日には、2回目の「生協組合員活動と医療・介護活動交流集会」を開催しました。組合員32人、職員53人合計85人の参加で、月間成功に向けて大きな力になりました。
また、城南保健生協は、「大田区生活展」で理事が副実行委員長を担い、骨密度も2日間で150人を測定。
健友会・やまと健康友の会は、大和地区まつりで血圧・体脂肪チェックで47人を測定し、2世帯の入会がありました。
小豆沢病院まちづくり委員会の病棟訪問の様子
《北中ブロック》 せ~の行動 目標を超過達成
東京ほくとでは、「せ~の週間・せ~の行動」で、目標200人に対し超過達成で228人が入会「月間・年間」目標達成の緒を切りました。
東京保健生協では、6日までに130人の仲間が増えています。竜泉協立診療所では、師長が在宅の家族に「生協のまちづくり」を訴え2人が加入。文京区では、ストレッチの友人に「医療や保健生協の情報が入るから生協だよりを読んでほしい」と訴え、加入になりました。
《三多摩ブロック》 一斉地域訪問も
三多摩健康友の会では9月27日から「月間」のスタートを切りました。それに先駆けて立川圏域(立川相互病院)では、16日から草島院長の「訴え」を患者さんに渡し入会を呼びかけて、9月中に39人が入会をしました。
また、80歳以上の友の会未加入患者さんへ、一斉地域訪問を始めました。訪問してみると、「最初は、訪問しても話をしてくれないのではと思っていたが、親しく和やかな対話になり、病院への信頼感を実感できた」などの感想が出されました。
西都保健生協では3日、きよせ平和健康まつりが東京土建などの実行委員会で開催され2800人が集いました。健康チェック、バザー、屋台を出すなどイベントを盛り上げながら2人の加入がありました。
北多摩中央医療生協では、ことしも「花束訪問」(写真)がはじまりました。小金井中央支部では、6人3組で34軒訪問しました。
「きれいな花を有難う」「母は亡くなりましたが、医療生協は引き継ぎます」と嬉しい声も聞かれました。また、9月25日に開かれた「活動交流集会」では、「月間中に地域まわりをし、実態を知り事業所に風を吹かしたい」と、達成に向けた積極的な発言がありました。