東京民医連

東京民医連のご紹介

みんいれんTOKYO(機関紙)1面の記事の抜粋です

視角

 名護市長選後の「それでも辺野古移設が最善だ」(1月25日付・読売社説)では、「そもそも、国の安全保障にかかわる問題を首長選挙の結果に委ねること自体が誤り」「(首相が)『沖縄の民意』を重視する発言を繰り返した結果、沖縄の期待が過剰に高まり、問題解決が難しくなった」とし、露骨に民主主義を否定した内容に憤慨▼「東京反核医師の会」総会(2月6日)記念講演で小森陽一氏は、「北朝鮮」問題は、この国で9条を変えようとしてきた勢力が常に使ってきた危機あおりの道具として、マスコミも含めて国民に知らせたくない真実をいかに隠してきたかを話された▼「9条を守る」その一点で保守も革新もノンポリも一緒になり、今までの日本の草の根運動では無かった9条の会が全国津々浦々にできた。改憲を画策した自民党政治を退場させ支配勢力が隠そうと思っても隠しきれない大きなうねりが生まれつつある。9条も核兵器廃絶も今が勝負どころ、運動をイベントや組織のみの活動にせず国民一人一人の要求として広げていこう、と▼民医連綱領では新たに「日本国憲法」の理念を基軸において活動することを宣言しました。今こそ憲法をくらしにいかし、すべての国民一人ひとりが平和に安心して暮らす社会へ力を合わせていきましょう。(す)