中野共立病院 医療機能評価で認定
中野共立病院 医療機能評価で認定
東京民医連の各病院では総点検運動の一環として、第3者による病院評価の受審がとりくまれています。
9月20日、中野共立病院は、日本医療機能評価機構による病院認定を取得することができました。東京民医連では柳原病院・立川相互病院に続き3番目の認定です。
昨年受審し、診療情報整備と医療の安全面では高い評価を受けてはいたものの、同一フロアーにオペ室とデイケア室が置かれていることや、栄養課の倉庫の老朽化など、主として施設改修にかかわる衛生管理が課題とされていました。
今回それらの整備が行われ、衛生面での安全性確保と人権に配慮した医療が進んだこと、都市部における中小病院の奮闘が高く評価され、認定につながりました。
事務長は「内向きの議論や根拠の伴わない自己評価に陥りがちなところを、外部の目から点検してもらい、いいところも不十分な面も見てもらいました。当たり前の医療とは何かを再認識できたのが最大の成果です。引き続き、医療の質の向上に努力していきたい」と語っています。