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みんいれんTOKYO(機関紙)1面の記事の抜粋です

期待される療養型病院 あきしま相互病院が開院

 「とても広くてきれい」「こんな病院に入院したい」訪れた人たちがそう話す、健生会で初めての療養型病院「あきしま相互病院」(昭島市中神町)が9月1日開院しました。
 8月24日の開設祝賀会には250人が参加。新しく入職した介護職員が「私たちのめざすもの」として研修の成果を発表し、昭島市長から、期待をこめたメッセージが寄せられました。
 新病院は4階建て。医療保険型と介護保険型のベッドが51床ずつの102床。院内は明るく広々とし、敷地内にはリハビリ庭園もあります。
 あきしま相互病院の開院と同時に、これまでの昭島相互病院(福島町)は、在宅クリニック昭島相互として新たに出発。続いて十二月には、立川相互病院の外来部門を独立させた「立川相互クリニック」もオープンします。健生会は大きな転機を迎えようとしています。

あきしま相互病院院長の談話
 療養型病院は在宅に帰るまでの中間点でもあります。その人が持つ可能性を引き出し、生活の中で、また文化的な側面など、トータルに人間そのものをとらえていくことが大切。急性期病院や在宅とも違う、新たな医療をつくっていきたいですね。医師研修も位置づけられるよう、整備したいと思っています。