東京民医連

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みんいれんTOKYO(機関紙)1面の記事の抜粋です

原発事故の健康被害学ぶ

 地協中堅医師連絡会・交流会が、7月5日から6日に茨城県の大洗町で開催されました。
 メーン企画は、99年9月30日に起きたJCOの原発事故に関する報告と学習会。開催県である茨城の石井医師より「JCO原発事故の健康被害について」、被曝死した原発労働者の染色体異常と、骨髄移植後の体内二次被曝の状況などが語られました。
 その後日本原子力研究所の労組執行委員長から「JCO臨海事故で日本の原子力はどう変わるのか」についての講演。日本で初めて起きた臨界事故について、詳しい経過とともに、当時の報道内容と国や県の事故対応の問題点、臨界事故による3つの被害(放射線・精神的・経済的)が、熱っぽく語られました。また日本の原子力政策にも触れる興味深い内容でした。