東京民医連

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みんいれんTOKYO(機関紙)1面の記事の抜粋です

スプーン曲げに歓声あがる 新入看護職員歓迎会に164人

 4月5日、日本青年館で03年入職の看護職員歓迎会が行われました。東京民医連の若い看護師の会と看護委員会との共催によるもので、164人が参加しました。

 歓迎会は記念講演、先輩職員から国会研修行動実行委員会と東京ジャンボリー実行委員会によるメッセージ、そして参加者全員によるじゃんけん大会で盛り上がりました。
 メイン企画の記念講演は、超能力の科学的批判で有名な立命館大学の安斎育郎教授による「だからあなたは騙される~看護師編~」。
 摩訶不思議な体験をした人の話から「科学的なものの見方・考え方」を導き出し、実例としてスプーン曲げや手品を披露。「物事には必ず根拠(裏)がある。まず本当かな、何でだろうと冷静になって考えみることが大切。これは看護の現場でも一緒」と話しました。手品も交えての講演に会場からは歓声が。
 その笑いの中でも「思い込みと欲が騙される要因。多面的に物事を見る(考える)視点を持つように」「思い込みはダメだけど患者さんへの思い入れは忘れずに」と語り、「今のイラク戦争でもニュースで報道されているのはほんの一部の情報にすぎない。報道されない部分に隠されているものは何か考えて」と、疑問を持ち冷静に考えることの必要性を訴えました。