関東甲信越「卒後研修必修化対応プログラム合同説明会」を開催
関東甲信越「卒後研修必修化対応プログラム合同説明会」を開催
2月1日、東京・お茶の水の東京YMCAホテルにて、関東甲信越地協「卒後研修必修化対応プログラム合同説明会」が行われました。医学生を含め全体で121人の参加でした。
まずは「どうなる日本の医学教育!日米医学教育の異文化間比較の視点から」と題して、元王子生協病院医師で現在ワシントン大学に籍を置く大蔵暢医師の記念講演。日米の医学教育の違いについて長所・短所を客観的に示す内容で、学生からは「貴重な話が聞けた」など感想が出されました。
次に民医連の卒後研修方針戸その魅力について、地協研修委員長の鈴木伸医師からオリエンテーションがあり、その後は各病院の研修プログラム責任者によるプレゼンテーション。管理型臨床研修指定病院は七分・協力型は一分という限られた時間の中でしたが、医学生は目を輝かせて各病院のプレゼンに見入っていました。
東葛病院が倒産から再建への歴史について、「地上の星」の音楽をバックに、TV番組「プロジェクトX」風の熱いプレゼンをおこない、学生の注目を集めていました。
最後に各ブースに分かれての個別相談会では、医学生と医師の真剣な対話が見られました。卒研必修化に対して明らかに情報不足であり、医学生がこのような機会を求めていたことがあらためて実感できました。