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みんいれんTOKYO(機関紙)1面の記事の抜粋です

「保険でよい入れ歯を」東京連絡会定期総会開く

 「保険でよい入れ歯を」東京連絡会第10回定期総会が、12月14日東京歯科保険医協会にて開催されました。
 記念講演は、昨年アメリカの医療視察に参加した奈良県歯科保険医協会の馬場淳氏による、「株式会社参入!あぶない日本の歯科医療―その実態をアメリカに見る」。
 日本の医療改革が導入しようとしているマネージドケアについて、日本は出来高払いに変わって市場原理の導入を推し進めようとしているが、最近では米国でも「介護保険を国費で」という州民投票が各地で起こっていることを紹介。日本の医療保険制度は非常に優れており、これを後退させないために運動をさらに大きく広げていく事の重要性について話されました。
 また総会討議の中では、厚生労働省の交渉時に、技官の目前で補強線の入っていない義歯を割って見せるというパフォーマンスの実演が行われたり、今年のイイハデー宣伝では「交番の警察官も快く」署名をしてくれた、とエピソードを交えながらの報告があり、今後さらにこの運動を盛り上げていこうとアピールを採択して終了しました。