都心部の診療所を研修フィールドとし、都市部の健康を決定する問題を家族・地域・コミュニティーと一緒に解決することや、都市部は専門医や医療機関が多い中で適切な専門医療につなげたり、あるいは専門医にはできない継続的で包括的でキメの細かいケアを提供できることを目指します。
■プログラム運営:東京民医連家庭医療研修運営委員会 ■プログラム責任者:伊藤 浩一(中野共立病院副院長) ■トータルアドバイザー:藤沼 康樹(生協浮間診療所) ■アドバイザー:小松 亮(伊奈平診療所所長)、菅野 哲也(荒川生協診療所所長)、
守屋 章成(やまと診療所)
■教育診療所(Class of 2014) やまと診療所:東京都中野区大和町3−3−12 天沼診療所:東京都杉並区天沼3−27−7 農大通り診療所:世田谷区経堂1−5−6バルファム経堂1FA おおくぼ戸山診療所:東京都新宿区大久保2−8−2 ■処遇
身分:各教育診療所常勤医師(3年間を通して)
給与:各所属診療所法人規定による。
社会保険:健康保険、厚生年金、雇用保険、民医連共済加入
宿舎:1、2年次外部研修中は必要に応じて貸与 ■後期研修修了後:協議の上、希望の首都圏民医連加盟病院、診療所にて引き続きスタッフとして勤務可能。
「TMR家庭医療後期専門研修プログラム」Class of 2014スケジュール(I医師)
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2011年度 |
(1)総合内科(東葛病院) |
(2)総合内科(中野共立病院) |
2012年度 |
小児科 |
緩和ケア科 |
選択 |
2013年度 |
診療所研修(やまと診療所) |
2014年度 |
プライマリケア連合学会専門医試験受験、内科学会認定医試験受験 |
■総合内科(1):各科専門に分かれた中規模病院の総合内科病棟において各科専門医からの指導も受けながら救急医療ならびに一般内科疾患に対する適切な入院治療を経験する。 ■総合内科(2):教育診療所と連携を持つ小病院にて在宅医療において必要な連携について経験する。 ■小児科:小児一次医療、乳児検診、予防接種について経験する。 ■緩和ケア:(1)緩和ケアの導入と患者の評価、(2)疼痛管理、(3)チーム医療、(4)疼痛以外の症状の管理、(5)スピリチュアルケアについて経験する。 ■選択:各レジデントと相談の上決定
■診療所研修:所属診療所にて外来、往診を経験する。
■ワンデイ・バック: 3年間の研修期間中は診療所の所属とし、外部研修中も1日/週、所属診療所にて継続して外来診療と在宅診療を行い、
指導医からのフィードバックを受ける。 ■ワンデイ・ リリース:3年目所属診療所研修中に1日/週、眼科、皮膚科、整形などの外来研修を行う。 ■レジデント・デイ: 毎月一回教育診療所持ち回りで主幹し(1)家庭医療コアレクチャー、(2)プロジェクトワークのための臨床研究セミナー、(3)EBM実践セミナー、(3)研修振り返りを行う。
試験要項
■応募資格:初期研修修了予定者および卒後2年以上の医師
■募集人数:4人
■選考方法:面接
■問合せ、応募先:東京民医連家庭医療学コンソーシアム担当:滝澤、杉浦
■育児中の女性医師等フルタイムでは研修できない医師のために6年コースなど相談に応じます。 |