東京民医連

東京民医連のご紹介

みんいれんTOKYO(機関紙)1面の記事の抜粋です

地域全体を視野に入れた活動を 高めよう 連帯意識

「共同組織拡大強化月間」(10/1~12/29)スタート

 各法人・事業所・共同組織では9月初旬から「スタート集会」「せ~の集会」が行われています。2012年度共同組織拡大強化月間は、前にもまして「いのちと健康をまもる」ために社会保障・平和への取り組みと「仲間増やし」「仲間づくり」が求められます。

健康づくり 緩和ケア病棟 無料低額診療
東京ほくとの挑戦はじまる

 組織拡大強化月間にむけて9月9日、「せ~の集会」を開催し、組合員と職員あわせて161人が参加しました。

貧困、高齢化と人口減少の中で

 大山美宏理事長から「貧困と格差の進行、超高齢社会・地域包括ケア時代の王子生協病院の選択と挑戦」という新病院建設と今後の展望が示されました。
 北区・足立区・荒川区の地域分析の中で貧困・高齢化・人口減少が明らかにされ、その中で求められる王子生協病院の役割について、すでに準備が進められている回復期リハビリテーション病棟、そして無料低額診療事業の導入をはじめ、病棟構成では、障害者病棟と緩和ケア病棟について検討が進められていることが報告されました。
 参加者からは、「素晴らしい案、運営委員みんなで月間を頑張る」「具体的で、病院の役割を考えた上での展望は理解できた」「分析された方向に向かっていけば王子生協病院の良さをわかってくれる人が増えると思う」「自分の住んでいる北区の状況がよく分かった」「医療生協に関わっていてよかった」「このくらいでいいのでは…と思っていたが、もう少し頑張りたい」「元気がでた」など、月間を成功させようという感想が数多く出されました。

地域・職場から達成へ向け決意

 また、会場からは月間目標達成に向けた決意表明が地域と職場から行われ、王子生協病院5階病棟看護師長堀井ひろ子さんからは、院内での拡大活動について「患者さんのベッドサイドに加入お願いの張り紙をして加入を訴えている。高齢者・認知症・一人暮らしの方が多く、訴えるのも難しいが成果をあげており、加入率も上がっている」との報告がされました。
 終了後は、沖縄県民大会に連帯して「オスプレイ配備絶対反対!」の宣伝行動も取り組まれました。月間の目標達成は、社保平和の取り組みともあわせてがんばることに意義があると感じています。(東京ほくと医療生協組織部・森松伸治)