東京民医連

東京民医連のご紹介

みんいれんTOKYO(機関紙)1面の記事の抜粋です

健生会にも平和サークルを

 

 イラク攻撃反対の世論が渦巻く中、静岡県で3月1日にはビキニデーが、2日から3日にかけては全日本民医連の平和活動交流集会が行なわれました。ビキニデー開会集会前には、49年前にビキニ環礁沖でアメリカの水爆実験の被害にあい、亡くなった第五福竜丸の無線長・久保山愛吉さんに献花する墓参行進がありました。参加者の感想を紹介します。
 若い世代の平和意識の高まりを感じる。ある大学受験アンケートでは、多くの医学部受験生がイラク問題・平和問題に興味関心を示していた。「アメリカはちょっとおかしい」「イラク攻撃に反対です」という声を聞いた。また長野での奨学生合宿では第二次世界大戦時死亡した画学生の絵を展示した「無言館」、本土決戦に向けて作られた「松代大本営跡」を見学したが、その後の感想で「イラク攻撃に声を挙げなければ。僕はもう傍観者でいたくない」という奨学生もいた。
 さて3・1ビキニデーでは若者の参加が目立ち、千葉から22人の参加、東京では原爆症集団認定訴訟を支援する青年の会結成の表明、他にも和光大学平和サークルの10人を超える参加、名古屋の学生、埼玉の高校生ら若い世代のパワーを感じた。
 パネルディスカッションでは韓国代表の朴淳成さんが韓国のキャンドル行進をあげ、「若者たちは平和に集うことの素晴らしさを実感した」と述べた。
 また全日本民医連の平和活動交流集会では全国の仲間たちが次々報告。東京・中野での平和サークル活動、サイクリングで平和を訴える北海道の仲間、核実験の影響を受けたマーシャル諸島の医療を学びに行く医大生たち。中でも目立ったのが交流会で「世界を変えます!」との私の発言だった。