東京民医連

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みんいれんTOKYO(機関紙)1面の記事の抜粋です

「創造的破壊と革新的改革へのパス」院長会議講演会

 「創造的破壊と革新的改革へのパス」。テーマからして独創的で大胆な講演会が、病院長会議主催で12月14日ラパスホールにて開催されました。参加者は医師15人を含む40人でした。
 講師は聖隷三方原病院の川西秀徳副院長。包括的トータルホスピタルマネジメントに関する内容でした。
 川西氏は95年にアメリカより帰国、亀田総合病院、湘南鎌倉病院、福岡徳洲会病院、浦添総合病院の要職を経て現職に。とくに沖縄の浦添総合病院(302床)の院長在任中の2年間に、地域医療支援病院、急性期特定病院、厚労省臨床研修病院の指定を同時に取得。そのときの経験と苦労談が生き生きと語られました。
 トップの役割は、常に職員一人一人が職場で「幸せ」と「生きがい」を実感できるような病院経営を目指すことであり、「苦しい時こそチャンスである」と。
 そのための「包括的チーム医療」形成、地域のネットワークづくりが大切。「革新的包括ホスピタルマネジメントとは、経営・医療の質・教育(特に医師研修の重視)の三つが重要な構成要素である)と強調。
 3時間以上に及ぶロング講演でしたが、参加者を釘付けにした学び多いひと時でした。